緑の地球ネットワーク
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設立趣意書

緑の地球ネットワーク結成アピール

かけがいのない地球が深く傷ついています。
大量生産と使い捨ての社会は、豊かさ・便利さを実現したようにみえながら、じつは生命そのものの危機をももたらしました。
「ライフスタイルの転換が必要」という人は日本でもいまや多数派であり、それを具体化する道を探らなければなりません。

地球のもう一方には、環境破壊と貧困の悪循環に苦しむ人たちがいます。
なかでも森林の消失による環境悪化によって、広大な地域で人びとの生活基盤そのものが失われつつあります。
「南北」の分裂と不平等がこれ以上拡大するとき、そのいずれもが滅びるしかないでしょう。

環境に国境はありません。
地球はますます小さくなっています。
私たちは自分の足元で緑を守り、緑とともに生きることを追求するとともに、地球環境のための国境を越えた協力をめざします。
とりわけ、水土流失・沙漠化・洪水と生存をかけてたたかい、森林をとりもどそうと努力している人びととしっかり結びつきたいと思います。
地球のどこかで再生する緑は、ときがたてばたつほど、その意味を明瞭にするでしょう。

準備会のこの1年、私たちは中国黄土高原で協力を具体化し、またネパールでも可能性を追求してきました。
私たちのネットワークが広がり、深まれば、より多くの地域と協力関係をもつことができます。
新しい共生、新しい循環の可能性を求めて、一歩をふみだしましょう。

緑の地球ネットワークが求めるのは、自立した諸個人の多様な結びつきです。
いま環境のためになにをなすべきか、一人びとりがその気になればできることはたくさんあります。
まずは自発的に行動し、お互いに尊重しあい、信頼の原則のもとに新しい広がりをつくりだしましょう。

緑の地球--21世紀に可能性を生み出すために!

 

1993年4月11日
緑の地球ネットワーク会員総会