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イベント

GENなんでも勉強会オンライン : 第48回 日本の薬草の歴史と現状

緑の地球ネットワーク(GEN)は、環境再生と地域の暮らしを両立させる方法を探りながら活動を続けてきました。現地の貧困対策の一環として、オウギやオウバクなど薬用植物の栽培可能性を調査したこともあります。11月のなんでも勉強会では、長野県上田市で「森のくすり塾」を主宰する小川康さんをお迎えし、10月に続いて薬草のお話を伺います。
近年、漢方や薬草は「未病」へのアプローチとして再び注目されています。 日本の薬草自給率は急速に低下し、多くを輸入に頼っているのが現状ですが、 森林の多面的な機能を見直す観点からもその価値が見直されています。 当帰や高麗人参、甘草、黄連などを例に日本の薬草の歴史を振り返りながら、これからの薬草文化のあり方を考える時間にできればと思います。
「森のくすり塾」の庭では、身体を温める当帰が半自生し、雑草のように繁茂しています。かつて万葉集にも詠まれ、戦前まで各地に自生していたムラサキは、今では絶滅危惧種となっています。根は紫の染料や火傷の妙薬「紫雲膏」の原料になりますが、手をかけていても土があわないのかなかなか繁殖しません。それでも、発芽から見守るうちに、野生のムラサキを見つけ出す五感が育まれたといいます。庭にはほかにも、芍薬、イカリソウ、益母草、黄檗、杜仲、山椒、タイム、ホップ、茶木が少しずつ雑然と育ち、まるで薬草たちのアジール(聖域・避難所)のような空間になっています。
日本では、薬草と暮らしが深く結びつき、身近な自然から心身を整える知恵が古くから受け継がれてきました。もし各家庭や地域にこうした小さな薬草園が増えれば、潜在的な自給率は高まり、チベット医のように薬草を発見し、活かす感性が育まれるでしょう。

日時 2025年11月27日(木)19時~20時30分ごろ
手段 ウェブ会議システムZoom
講師 小川康さん(森のくすり塾主宰)
講師プロフィール 1970年富山県の田園地帯に生まれる。薬学部では合成薬化学を専攻。薬剤師。えんめい茶で研究員として働き薬草を学ぶ。1999年にインド・ダラムサラに渡りチベット語と医学の学びをはじめる。2009年チベット社会からアムチ(伝統医)として認められる。2014年、早稲田大学に入学し「薬教育」をテーマに修士論文を提出。2016年、長野県上田市に「絵本とくすり 森のくすり塾」を建設・開業。夏は畑、冬は山仕事に精を出しながらお客さんとおしゃべりをする毎日。そんなある日、信大の鶴田惇さん(GEN会員)がふらっと訪れて薬草談義に華が咲いた。
参加費 ・GEN会員 : 無料
・GEN会員以外の方 : Peatixより応援チケット(500円~)をご購入ください。
定員 100名
オンライン講演会参加の流れ ・Zoomアプリをインストールする(※注意:必ずzoom.usのサイトからダウンロードしてください。検索サイトで「zoom ダウンロード」で検索すると上位に出てきます)
・招待メールを受け取る
・当日招待メールに記載されているURLにアクセス、もしくはミーティングIDとパスワードを入力して参加する
参加申込 (GEN会員の方) 申込フォーム から(11月25日(火)締切)
GEN事務所に メール で申込む(11月25日(火)締切)
参加申込 (GEN会員以外の方) Peatix から(11月26日(水)締切)

GENなんでも勉強会オンライン : 第49回 兵庫・大阪の滲水湿原を知ろう~その成り立ちと生きものたち

2025年12月のGENなんでも勉強会オンラインは植物生態学がご専門の武田義明さんに大阪と兵庫の滲水湿原についてお話しいただきます。保水能力や洪水調整など多面的な機能を持つ湿原ですが、どのように成り立ち、どんな生きものがいるのか知っていますか?
日本の湿原は大きく(1)高層湿原(2)中間湿原(3)低層湿原に区分できますが、高層湿原は泥炭の蓄積する湿原で亜高山・高山などの気温の低い地域に発達し、低層湿原は泥炭が貯まらない湿原で低標高の地域に発達します。中間湿原は文字通り高層湿原と低層湿原の中間です。
低層湿原の主要な植生としてヨシ、ガマなどの群落があり、比較的水量の多い立地に成立しています。一方、滲水湿原は泥炭が貯まらないという点からすると低層湿原に分類されますが、地下水が山の斜面などから滲み出しているような立地に成立しています。この湿地は、湧き水に涵養されている事から湧水湿地と呼ばれたり、Phが低く貧栄養な水質であることから貧栄養湿地、鉱質土壌湿原なともばれたりします。しかし、地下水がこんこんと湧き出すような湿地でなく、じわじわと滲み出し少しずつ移動します。植生もイヌノハナヒゲ、コイヌノハナヒゲ、イトイヌノヒゲなど中・低茎草本が優占する群落が発達します。このタイプの湿原は瀬戸内地域、東海地域に多く、気候的に雨が少ない地域に多く発達しています。今回は大阪府、兵庫県の滲水湿原についてお話しいただきます。

日時 2025年12月11日(木)19時~20時30分ごろ
手段 ウェブ会議システムZoom
講師 武田義明さん(神戸大学名誉教授 紫金山みどりの会会長、東お多福山草原保全・再生研究会会長)
講師プロフィール 兵庫県南あわじ市出身。神戸大学人間環境学研究科にて博士取得。主な専門は植物生態学・植生学。神戸大学大学院人間環境学研究科(2013年まで)を経て、放送大学兵庫学習センター客員教授(2019年まで)。紫金山みどりの会会長、東お多福山草原保全・再生研究会会長
参加費 ・GEN会員 : 無料
・GEN会員以外の方 : Peatixより応援チケット(500円~)をご購入ください。
定員 100名
オンライン講演会参加の流れ ・Zoomアプリをインストールする(※注意:必ずzoom.usのサイトからダウンロードしてください。検索サイトで「zoom ダウンロード」で検索すると上位に出てきます)
・招待メールを受け取る
・当日招待メールに記載されているURLにアクセス、もしくはミーティングIDとパスワードを入力して参加する
参加申込 (GEN会員の方) 申込フォーム から(12月9日(火)締切)
GEN事務所に メール で申込む(12月9日(火)締切)
参加申込 (GEN会員以外の方) Peatix から(12月10日(水)締切)

GENなんでも勉強会オンライン : 第50回 気候危機は水の危機~NGOウォーターエイドの活動

2026年1月のGENなんでも勉強会オンラインは認定NPO法人ウォーターエイドジャパン事務局長の高橋郁さんにお話を伺います。
いまや気候危機は、水・衛生の危機でもあります。干ばつが起きれば、人々は遠くまで水を求めて歩かなければならず、サイクロンが起きれば、給水設備やトイレが破壊され、水媒介の病気が拡がります。
水・衛生専門の国際NGOウォーターエイドは、アジアやアフリカなど22か国で活動しており、特に近年は、気候変動の影響を受ける貧困・脆弱なコミュニティにおいて、水・衛生サービスのレジリエンス強化に注力。現地政府や水道局、コミュニティが気候変動の脅威やそれに対する脆弱性を分析したうえで、干ばつや長引く乾期に対応できる給水サービスの導入、冠水に備えたトイレの普及といった施策を講じるなど、その地域に合った水・衛生サービスを設計・提供できるようサポートしています。今回の勉強会では、気候変動が水・衛生に与える影響、ウォーターエイドによる現地での取り組み、そして国際的な政策提言(アドボカシー)活動について、事例を交えながらご紹介します。

日時 2026年1月22日(木)19時~20時30分ごろ
手段 ウェブ会議システムZoom
講師 高橋郁さん(認定NPO法人ウォーターエイドジャパン事務局長)
講師プロフィール 大学卒業後、流通小売業を経て、ロンドン大学東洋アフリカ研究所にて開発学修士号取得。緊急支援のNGOにてファンドレイズ、広報、企業連携に従事した後、教育関係の民間企業に勤務し、2012年7月より現職。唯一の事務局スタッフとして、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンの設立に携わる。現在は、ファンドレイズ、広報、アドボカシー等、幅広い業務に取り組んでいる。
参加費 ・GEN会員 : 無料
・GEN会員以外の方 : Peatixより応援チケット(500円~)をご購入ください。
定員 100名
オンライン講演会参加の流れ ・Zoomアプリをインストールする(※注意:必ずzoom.usのサイトからダウンロードしてください。検索サイトで「zoom ダウンロード」で検索すると上位に出てきます)
・招待メールを受け取る
・当日招待メールに記載されているURLにアクセス、もしくはミーティングIDとパスワードを入力して参加する
参加申込 (GEN会員の方) 申込フォーム から(1月20日(火)締切)
GEN事務所に メール で申込む(1月20日(火)締切)
参加申込 (GEN会員以外の方) Peatix から(1月21日(水)締切)

GEN関東ブランチ

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緑の地球ネットワーク イベント記録

緑の地球ネットワークのイベントの記録です。

過去のイベントを1年度分ずつまとめて掲載しています。

ボランティア

GENでは次のボランティアを募集しています。

事務局ボランティア

会報発送、単純作業など、GEN事務所でおこなっていただくボランティアです。
事務所に入れる人数が限られているため、大人数を受け入れることはできません。必ず事前にご連絡ください。
条件:交通費実費支給(上限往復1,500円)。弁当持参可、近所にコンビニ・飲食店あり。

会報発送
日時 奇数月15日前後(10時~14時ごろ)
作業内容 会報の三つ折り、封筒詰め、のり付けなど
参加申込

当該月12日までにGEN事務所までご連絡ください。

申込フォーム
その他作業
日時 毎月第1水曜日10時~17時ごろの間で3時間以上(現在コロナ禍のため受入なし)
作業内容 領収証のはんこ押し、使用済みはがきの交換、古切手の整理・発送など
参加申込

2日前までにご連絡ください。GEN事務所からの返事をご確認の上ご参加ください。

申込フォーム

オンラインボランティア

SNSの投稿、講演録音の文字起こしや、ツアー日誌の入力などご自宅でおこなっていただけるボランティアです。

クリエイティブボランティア

サイト、パンフレット等作成時のデザイン・イラストなど、ご協力いただける方を随時募集しています。

1dayボランティア

自然と親しむ会やイベント出展などに参加し、写真撮影、SNSの投稿、運営サポートを行う短期のボランティアです。活動内容は事前にご説明しますので、初めての方もぜひご参加ください。

インターンシップ

GENでは大学生、大学院生のインターンシップを募集しています。

環境をテーマにNGOで社会人スキルを身につけるインターンシップに参加しませんか?
緑の地球ネットワークは国境を越えた草の根環境協力に取り組んでいるNPO法人です。わたしたちといっしょに環境について学び、考え、活動するインターン生を募集しています。学校での学びとは違ったNGOでの活動に内側から参加したい学生の方はぜひご応募ください。
長年にわたりGENはインターンシップを受け入れてきました。インターン生は、GENについて学んだうえで、課題を設定します。その解決のために自分ができることを考え、これまでにGENの紹介動画の作成、SNSの発信、会員へのインタビュー、イベント出展など精力的に取り組んで自分なりの結果を残してきました。
課題解決のため、あなたが「やりたい!」と思ったことをGENのメンバーと一緒に取り組んでみませんか?

過去のインターン生がどんな活動をしてきたか、インタビューをご覧ください。

インターンシップの写真

こんな人におすすめ

インターンシップを通して得られるもの

応募条件

概要

待遇

応募方法

少しでも興味を持ったら遠慮なくGENまでご連絡ください。活動内容についてご説明します。

インターンシップに応募される方は以下のエントリーシートにご記入のうえ、お申込みください。

後日GENより面談のご連絡をします。

 
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