2026年9月28日(月) GENなんでも勉強会オンライン 黄土高原での緑化協力(その1)

 緑の地球ネットワークの中国黄土高原での新規植林協力締めくくりの年、設立当初から現地に足を運び続けた高見邦雄副代表が、試行錯誤を繰り返し現地の人びとと少しずつ理解を深めていった活動の軌跡を語ります。9月と10月の2回シリーズです。

日時2026年9月28日(月)19時~20時30分
手段Zoom
講師高見邦雄さん(GEN副代表)
参加費無料
定員100名
参加人数18名

 10年ひと昔というなら、35年は3.5昔前。なるほど、今の中国とはまるで違う世界なわけです。初期のキーパーソンは渾源県林業局長の温増玉さん。高見さんが渾源県に滞在したときにはよく温さんの家で朝食をご馳走になり、赤い森林消防のジープに同乗して村や山を訪ねました。言葉もわからないまま農村に2か月滞在したときは、子どもたちと仲良くなって村を歩き農村事情を知ります。大同の農村部で一人当たりの年収が日本円で数千円、貧しさゆえに小学校にも通えない失学児童が珍しくなかった時代。村の荒れ地に果樹園を作って収入の一部を教育改善にあてる小学校付属果樹園(中国での呼び名は希望果園)は農村部で大歓迎され、多くの村に広がりました。

失敗続きの初期の段階で、日本の専門家に協力をあおぎ、植え方の工夫や菌根菌の導入など、GENの特徴でもある技術面での協力は早くから始まっていました。これらが活着率の向上に貢献し、のちの成功の土台になりました。

  • URLをコピーしました!
目次